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2011年1月3日
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E


貪るように口付けを交わす。吐息が絡み合い、口の端からはあふれ出た唾液が線を作る。
ただ目の前の相手を求めるように夢中でその舌を追い求めた。
頭の後ろに回された手によって固定され、離れるにも離れられないそんな状況下だが、べつにそれを言い訳に使おうなどとは考えてない。その証拠に自分から相手の首へと腕をまわす。
相手の熱い鼻息が、いつもは気持ち悪いと思うのだろうが、今はひどく気持ちよかった。
自分をこんなにも強く求めてくれているんだということが、嬉しいんだと自覚できた。
「んぁっ・・・あっアスマ・・・」
離れた唇を追い求めるようにすがれば、軽くキスを返された後、その唇は首筋へと降りていった。
温かく生暖かい唇はしばらくの間愛撫を繰り返し、そして小さな痛みと共に跡を残し、また唇へと舞い戻ってきた。
今度は口の中の酸素を全て奪っていこうとするような強引な口付け。その力強さに思わず呻き声が漏れる。
徐々に酸欠になっていく脳に、目の前が揺らぐ感覚。それは下手をしたら死にも近いのに、ひどく気持ちが良くて幸せだ。自然とあふれ出た温かな涙が頬を伝っていく感覚を感じながら、四肢からは力が抜ける。


我慢できずに早急な、自分でも乱暴だと思うような口付けをしていれば、シカマルの体がグラリと揺れ、慌てて唇を離し抱きしめるように支えた。
見れば涙を流しながら俺を見上げる、焦点のあっていない黒い瞳に、だらしなく半開きになった桜色の艶やかな唇。そしてその口から漏れる熱く甘い吐息が、俺の頬を撫でる。気がつけば思わずゴクリと俺の喉は音を立てていた。
「・・・シカマルわりぃーな今日は止められねー・・・」
服の裾から手を入れれば、シカマルの体はビクリと跳ねた。同時にその口から甘い、誘うかのような喘ぎが漏れる。ドクリと確実に反応する半身に苦笑しながら、シカマルの横腹を撫でた。
手に吸い付くような滑らかな肌に、何度も何度も手を這わせ、ゆっくりと胸へと手を向かわせる。
「ん・・・っ!あっ・・・アスマ!・・・」
胸の突起に到達し、そこを指で転がせばシカマルの体は何度もビクビクと震えた。
「ここがいいのかシカマル?まるで女みたいだな?」
「ちっ・・・違う・・・っ!」
首を振りながら、涙をこぼすその姿にひどくそそられる。闇のように黒く、それでいて月のように柔らかい光を放つその瞳を濡らし、解かれた漆黒の髪が広がるその姿。
まだまだ子供のはずなのにかもし出されるその色気と、正真正銘の男のはずなのに放たれる艶やかさ。見れば見るほど欲情する自分は獣みたいだなと、胸の突起に軽く噛み付いた。
「ん・・・っ!あぁっ!・・・」
期待通り漏れた甘い喘ぎに口の端をニヤリと上げながら、噛み付いた突起を舌で転がし、舐め上げ、吸った。そのたびに反応するまだ成長途中の体に存分に、その肌全てを犯していくかのように撫で回した。
それを堪能した後、ゆっくりと手を下着の中へと侵入させ、引き締まった尻をグイと掴む。
「え・・・っ!?あっアスマ・・・!?」
「大丈夫だシカマル、痛くねーよにちゃんと慣らすからよ。」
胸から唇を離すと、シカマルを安心させるように笑い、優しくその唇に口付けをした。
舌を入れ、シカマルがそれに絡みついてきた所で、片手をシカマルの中心へと這わせ、優しく愛撫を始める。同時に尻を掴んでいた手でズボンと下着を取り払っていきながら、丁寧に背後のベッドへと押し倒した。
ギシリと鳴るベッドの軋みも、シカマルの鼻にかかった喘ぎに聞こえはしなかった。
「ん・・・っ!あぁ・・・っ・・・」
見下ろす形でその頬や額に口付けをしながら、シカマルの中心をこの手で優しく愛撫し続けた。蜜を滴り落とし始めたそれは、徐々に卑猥な音を出し始め、それがさらに俺を掻き立てた。二人だけの空間で、シカマルの息遣いと共に、俺を刺激する。
「シカマル・・・気持ちいいか?」
気がつけば自分の声も熱を持ち始めたのが分かる。そんな俺の問いかけにシカマルは恥ずかしそうに目を閉じたまま横を向いた、けど、その口から漏れる声が答えとなる。
それに口の端を上げて笑いながら、シカマルの中心を口に含んだ。


アスマの大きな手で刺激を与えられ、恥ずかしさを感じながらも自然と声があふれ出るのが分かる。その声にアスマが喜んでいる事も。自分の声と、下半身から聞こえる音が脳を犯していく感覚に、さらに体中を疼きにも似た快感が広がる。
それに酔いしれていると、突然下半身に温かみを感じ、次の瞬間自分のものがた口に含まれたのだと分かった。
「あっアスマっ!?・・・」
驚き見れば、そこには俺のものを口で愛撫しながらニヤリと笑い、まるで獣のような目をして俺を見るアスマがいた。
その目を見た途端、俺の全身の感覚がアスマの口の中のものへと集中していくのが分かる。ドクドクとそこへと血が急激に集まりだすような。
「んぁっ・・・いやぁ・・・あっ・・・ああぁ・・・っ!」
さっきと比べ物にならないような急激な刺激に、ビクビクと全身が震える。口からは閉じる事を忘れたかのように声が漏れ、徐々に頭の中が真っ白になっていくような感覚が広がる。
そうやってアスマの口の中で翻弄されつづけた次の瞬間、目の前が真っ白になる感覚と共に、己を解放した。
「あっ・・・はぁ・・・はぁ・・・あっ・・・アスマ?」
ゴクリとやたら大きな音と共に、アスマが俺が口の中へと吐き出した液体を飲み込んだのが分かった。その喉が揺れるのを見て、とてもつもない羞恥心が俺を襲った。
「なっ何飲んでんだよ!?」
「・・・そりゃーお前・・・シカマルのだからだろうがよ。」
「理由になってねーよ!!」
「あー・・・ごちゃごちゃ言ってんな。」
美味しかったしなと耳元に囁かれ、顔が沸騰したかのように熱くなった。


アスマは言葉と共に自分を受け入れる場所へと指を這わせた。その瞬間シカマルは大きく反応し、不安そうに瞳を揺らした。そんなシカマルの唇に優しく口付けをしながら、アスマは蕾の周りを愛撫しながら、ゆっくりと指を一本差し入れた。
「んんっ!」
入れた瞬間、シカマルを全身をブルと震わせ、下唇を強く噛んだ。それでは唇を切ってしまうと、アスマはそんなシカマルの唇を優しく愛撫するように舐めると、噛む事も許さないように口内へと舌を差込み、絡ませた。
その間もゆるゆると指を出し入れし、徐々に受け入れた時に気傷つかないように慣らしていった。堪えきれずに漏れるシカマルの喘ぎに乗せるかのように、ぐちょぐちょと卑猥な水音が部屋の中に広がる。
「んっぁ・・・はぁ・・・っ!」
「どうだシカマル?」
唇を離せば、アスマの舌を追いかけるように、シカマルの舌が差し出される。
濡れた瞳で、唇を小さく開きながら艶かしくチラチラと舌を覗かせ、頬を桜色に染めるシカマルの表情に、アスマの中心は今にもはち切れそうな勢いであった。伸ばされた赤い舌をもう一度絡みとると、アスマは蕾に差し入れていた指を二本へと増やした。
「・・・ん、んっ!ふあぁ・・・んぁ・・・っん!」
フルフルと体を震わせるシカマルのキツイ中を中指と薬指を交互に、別々に動かしながら少しずつ広げていった。そんなアスマの指を締め付けながら、小さくだが徐々にシカマルは腰を揺らし始めた。
それを見計らったように、アスマは左手指を折り曲げ、これまで一度も触れていなかった弱い部分を刺激した。途端にシカマルは悲鳴にも似た声をあげ、大きく反応した。
「ここがいいのか?」
「ひぁっ・・・っ!あっ・・・あぁっ!」
だいぶ柔らかくなった蕾は、アスマの指を誘うかのように、呑み込もうとしていく。もっと奥まで咥えこもうとヒクヒクと。それを確認するとアスマはそろりと指を三本に増やしたが、意外にも増やされた一本はあっさりと中へと誘われていった。
そんな反応にアスマはにんまりとしながら、三本を中で掻き回すかのようにバラバラに動かした。
「さて・・・そろそろ良さそうだな。」
アスマは十分柔らかくなった事を確認してから、涙を流し喘ぐシカマルの黒髪にキスを落とし、耳元で大丈夫だからなと優しく囁いた。それにシカマルは不安そうに小さく頷くと、アスマの背へと回していた腕に力を入れた。
それに満足したようにアスマは笑みを浮かべると、シカマルの中心を上下に愛撫し続けながら、指を抜いた場所へと自身をあてがい、そして、ゆっくりと中へと侵入を開始した。
「うっ・・・!あっアスマっ・・・んぁっ!・・・」
痛いのか、顔を歪めるシカマルに、アスマは耳元で大丈夫だと何度も囁きながら、ゆっくりと傷つけないように進めていった。狭いシカマルのソコを、少し前に進んでは戻り、そしてまた進める、そう押し進めていく。
「ん・・・っ!・・・いやぁっ・・・あっアスマ・・・!」
進めていくと、途中からシカマルも痛みから快楽に変わったのか、アスマの動きに合わせて腰を揺らし始めた。
それは無意識なのだろうが、いつものシカマルからは想像もできないほどの猥らな姿に、中に埋め込ませているアスマのものは確実に質量を増していた。
「シカマル・・・っ」
最後まで入れ終わると、アスマは動きを止める事なく、そのままゆっくりとだが、突き上げるように腰を動かし始めた。その動作も徐々に大きくなっていき、同じようにシカマルへと愛撫も激しくなっていった。
「んぁ・・・っ!」
突き上げるたびに響くシカマルの甘い喘ぎ声と、ひどく卑猥な音。
快楽の溢れたそこで、アスマはもうシカマルを気遣う余裕もなくなり、ただ愛しい人を一心不乱に求め、何度も何度も貫いた。
艶かしく背を反らしながら大粒の涙を流し、何度もアスマの名を呼ぶシカマルの中をぐちゅぐちゅと卑猥な音をさせながらアスマは抱きしめた。そして、
「あぁ・・・っ!アスマ・・・もうっ・・・いく・・・っ!」
「―――・・・っ!」
アスマの手の中でシカマルが絶頂を迎えた瞬間、強く締められ、アスマもシカマルの中で勢い良く吐き出した。




 *  *  *




「・・・大丈夫かシカマル?」
ぐったりとしたシカマルの体を丁寧に拭きながら、アスマは心配そうに顔を覗き込んだ。
その顔に罪悪感のようなものが表れているのは、おそらく途中からシカマルの事を気遣う余裕がなくなったからだろう。
そんなアスマの心情が分かるのか、シカマルは小さく苦笑してから、大丈夫だとアスマの頬を優しく撫でながら笑った。
「アンタは心配しすぎ。」
俺だって子供じゃないんだからさ、とちょっと怒った風に言えば、アスマは苦笑してから、そうだなとシカマルの額に口付けを落とし、抱きしめた。
「愛してるからなシカマル。」
耳元に囁かれた愛の言葉に、シカマルは頬を赤らめながら、抱きしめ返した。
「・・・そんな恥ずかしい事よく言えるな・・・」
そしてアスマに表情の悟られないそこで、嬉しそうに笑みを浮かべ、照れ隠しをしたのだった。
 

 

 

{atogaki}
もともとは拍手に置いてあったものです。恥ずかしい限りです。
エロイだけの文を書こうと・・・
 

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